意固地になるシニア
・シニアといいましても、男女、年代別いろんな人々がいましてね。
しかし、相対的に年を経るに従い、意固地になる傾向が強くなるように見えるわけです。
不思議なものです!
通常歳を取るということは、人生経験も長くなるということですから、
いろんな成功や失敗も頭の中にインプットされているはず!
であれば、目の前で起こっているトラブルなども、
過去の自分の体験などから判断してこれはヤバいのではというシグナルがもたらされて然るべきです。
・しかし、たとえば人との会話でも、どうでも良い内容に対しても、
このまま主張しすぎれば口論に発展しかねないようなことであれば、
事前に察知し、一寸だけ話を引いたり妥協したりするわけです。
なぜならどうでもいい会話より、その人との人間関係の方が大切です。
人間関係が感情のところでこじれてしまうと、ドロドロ感が出現します。
そうすると、それを消して元に復元するには、相当程度の時間を要することになるのです。
しかし、不思議なことに、歳を取れば取るほど主張を曲げず、引かない……
つまり意固地になるシニアをよく見かけます。
どうでもいいですやん、そんなこと!
なんて思うのですが、当人にとって妥協することは今まで生きてきた人生そのものを否定されたような気持ちになるのでしょうかね。