年金生活者とクリスマス
・街を歩けばこの時期定番のクリスマスソング
相も変わらずジングルベルやホワイトクリスマスなど……
しかし、これはかなり小さいころからすり込まれていましてね。
しがない年金生活となった今でも、わくわく感がこみ上げてくるのです。
そして、少年だったころを思い出させてくれるわけです。
あの頃は楽しかったなあ……
両親とクリスマスツリーを飾った部屋でケーキを食べている記憶です。
でも、その映像は一瞬で消え去り、現実に引き戻されてしまいます。
寒風を顔に一撃食らえば、シニアとなった我が身を全身で感じ取れるのです。
そして、鶏の足を焼く姿やマンション管理人として清掃に励む光景を、
遠くから冷静に見ている私の姿があります。
そうでした、それが現実だ!
でもねえ、あと数日でクリスマスも終わります。
それまでの我慢です。
・ところで、バイト先の店主が言い出した忘年会の件ですがね。
彼の予想とはかけ離れたスタッフ連中の盛り上がりのなさ!
店主はがっかり、おろおろ 😳
落ち込んでいるのですが、やっと現実を受け止めることができたようです。
しかし、店主たるもの、一旦言い出したからにはやっぱりやめますとは言えないのでしょうか。
やはり、恐れていた方針が打ち出されたのです。
つまり、クリスマス翌日、閉店後売れ残った鶏の足や焼き鳥、それに多少の寿司など補足して、
店内で忘年会やろうよと!
もちろん参加費は無料ですよと!
「当たり前だろ、売れ残りだろ」と気色ばむおばちゃんスタッフたち
なんかね、荒れた飲み会になりそうで気が重いんですがね。
取りあえず年金生活者の立場としては、無料というのはまあいいかってとこです。