立ち位置の難しい元サラリーマン時代の人々

・私が元同僚S山さんに元上司の爺さん(以後 Wジジイ)の情報を伝えた翌日でした。

S山さんがWジジイの来店時間に被せるようにやって来ましてね。

やおらWジジイの横に座ったのです。

私はそれを奥から見ていてドギマギ!

けんかが始まるのではないか

その結果店内がぐしゃぐしゃになりはしないか

その失態の一因を追求されバイトがクビになりはしないか

気が気ではありません。

・しばらくすると、S山さんが私を呼ぶのです。

Wジジイが言うには、この近辺に数名OBが住んでいるから、

一度みんなを呼んで酒でも飲みませんかと……

もちろん場所はここで!

その数名のOBとは、私やS山さんと同じジャンルの人間です。

つまり、Wジジイのかつての部下たちで、みんなあごで使われていた可哀想な人たちでね。

客がここでどんな会合しようと口を挟む筋合いもないと……

冷たい立場は貫きましたがね。

S山さんもなに考えているのだかね。

立ち位置の難しい元サラリーマン時代の人々” に対して2件のコメントがあります。

  1. マイク より:

    かつての会社の人が集まるとタコポンさんがこの店で働いていることも広く知れ渡りますね。私だったら嫌ですね。

    1. yoreyore より:

      マイクさま

      そうですね。店主だったらまだしも、バイトに過ぎないので何かあっても強いことも言えないしね。

      タコポン

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