同窓会は出世した人の集う場所だった
コロナ禍の直前でしたが、高校の同窓会がありましてね。
ずいぶん久しぶりで、この前は‥‥と調べたところ、学年単位では初めてらしいのです。
なんて高校だ!
さらっと欠席で流そうと思ったのですが、こんな調子だったら次はもう無いかもしれないということに気付き、重い腰を上げましてね
- 出席することにしました!
ひょっとすれば、当時の友人も来ているかもしれないという期待もありました。
会場に行ってみますと、出席者は学年の四分の一程度でした
これを多いと思うか、少ないとみるか‥‥微妙だ 🙁
そのうち元女の子たちもいるから、男はさらに少なくなります
高校時代は純情で無口な少年だったため、自分から女の子に話しかけた記憶もありません
だから、こちらを見てあの人は誰だ的視線の矢があちこちから飛んでくるのわかります。
結構心に突き刺さりましたが‥‥
若干寂しいけれど、今となってはおばさんの視線と見なせばいいのです
- で、男はというと大概名刺交換に終始しているのです
そのうちこちらにもやって来て、名刺を差し出すのですが、そういう連中は○○会社の社長だったり、××病院の院長だったり‥‥
一方、私はすでにリタイヤの身ですから、自由業と書いた自作の名刺を差し出すわけで、ふんてな感じで話もそこそこに次の人に流れていきましてね 😳
ところで、当時の友人は残念ながら来ていませんでした。
最後にクラス単位で記念写真を撮るということでしたが、途中で失礼することに‥‥
結局、私の居場所はなかったんですよ 😥