リタイヤし名刺のない日常にちょっと寂しいと気付く
現役のころは、初対面の人と会えば無意識のうちに名刺交換していました。
しかし、退職しその名刺がなくなったわけです。
名刺には○○会社と所属・地位・名前が書かれていましたから、相手がどんな人物なのかなんとなくわかった気分になっていました。
つまり、初対面でも、名刺があれば基本情報をスキップして、次の段階から対話ができるのです。
しかも、無意識のうちにやってましたので、そのこと自体全然気付きませんでした。
もちろん目の前の人がどのような人物か深く理解しているわけではないのですが、わかった気分にさせる名刺の威力は大したものです。
- ところが、リタイヤすると当然名刺が無くなりますね
つまり、これは会社のバックアップが無くなってしまうことを意味します。
今まで企業イメージ・ブランドが名刺を介して自分に乗り移っていただけだということを、思い知らされるんですね。
要するに、名刺が無いとただのおじさん状態になってしまうんですね
だから初対面の人に対して、ただのおじさんから始めなければなりません
たとえば、私が変わった名字だとしましょう
名刺にはすでに○○会社の××さんで、ふりがなも書かれているでしょうし、それがかえって自分の特徴にもなりますから、名刺一枚で話のつかみができるわけですね
しかし、リタイヤしてしまうとその辺から口で説明しなければならないし、自分が何者なのか理解してもらうのに苦労するわけですよ
- ということで、作ることにしました!
文房具屋に行くと名刺作成のための紙が売っていて、あとはPCで雛形を作りプリントするだけ!
これで晴れてただのおじさんに名前が付いたのですが‥‥そこまで
これじゃあ、紙に名前プリントしているだけです
やはり、肩書きってのも大事なんだと今さらながら再認識
現役の時もっと名刺を重宝しておけば良かったとつくづく思ったのだけど‥‥
さし当たり、自由業とでも書いておくか 😀