リタイヤ後の夫婦の会話
同じ屋根の下で何十年も暮らしていると、機嫌のいい日やよくない日、体調のおかしい日などお互いいろいろありますね。
それが、リタイヤすると家に一緒にいる時間が増えるわけでして、感情のすれ違う場面も増えるのです。
- 調子のよくない日、横でちょろちょろされていきなり話しかけられてもイラッとすることもあるでしょう。一方で、気分爽快な日は、コップ落として割ったとしても、一緒に拾って床をきれいにしてやろうと動くわけです。
あるいは、おはようと普通に話しかけたつもりでも、向こう向いたまま返事が返ってこなかったり‥‥俺、なんか悪いこと言ったかなと急に変な風が吹いてしまう。
いろんな行動や会話も、相手がいて始めて感情のやり取りが成立するわけで‥‥
妻はこちらの感情の機微まではなかなかわかりません。それは私も同じです。それに、感情なんて10分後に変わっているかもしれませんしねえ 🙁
ある日そんなことに気付きまして、感情のもつれの回避策はあるのかと考えたのですが、なかなか正解というのも見当たらない。
- とりあえず、私が精神的に調子の良くない日は妻との接触を避けることにしました。
サラリーマン時代は昼間顔を会わせませんでしたが、リタイヤ後はその機会が増えたことに間違いありませんから
そこでそんな時は、寝たふりをするとか‥‥散歩と称して外出するなどするんですよね 😐
まあ妻も外に出る日が多いので、その点助かっていますが‥‥
食事はすべて個々に考えて用意すると決めましたので、マイペースでできます。これは楽ですね
- 会話といっても、話は基本的に妻が主ですから、私はもっぱら聞く立場ですね
私からは積極的に今日こんなことがあってとか話しかけることは余りありません。要は面倒くさいんです。これって、性格なのでねえ‥‥
もともと口数が少なく、できるだけ簡潔明瞭を目指す性格なので、時に誤解も招きます。
妻が横で話しかけてくるのを、ふんふんと聞いているだけです。ただ、そのほとんどが愚痴なんですね。
それを聞いてやるのも一種のガス抜きと割り切ろうとしていますが、余り生産性のない話を聞き続けても、心は満たされません。 🙁
それに、ガス抜き回数が多くなるとさすがにうんざりします 😳
- なので、同じ部屋にいる時間を極力少なくした方がいいと思いましてね。
それで、自習室を借りたのですが、コロナ禍で怖くなりやめました。
すると同じ空間にいる時間が増え、相手の口数も自然と増えてくる
会話はその時の相手の感情が入っているものだから、それが私に向いているときは癇にさわることもあります。
ただ、ものは考えようで感情的に波風立たつような生活もなければ、呆ける確率も高くなるのではないかと思いまして‥‥
距離感としては、時に近く、時に遠く、という感じかな‥‥
ただ、今後どうしたらいいのかよくわかりませんね 😳