借金返済の督促状その後
・妻が友人の女史Dに貸しているお金ですが、
我々自体の生活に余裕がない現状においては、返してもらうしかありません。
向こうの窮状も十分に分かってはいるのですがね。
しかし、元はといえば女史Dがホストに入れあげたのが発端のため、
我々としてもいつまでも情けはかけられないのです。
妻もいよいよ堪忍袋の緒が切れたのでしょうね。
督促状を送りつけたのですが……
梨のつぶてです。
すると、いよいよ頭にきたのでしょう。
無理なら無理と現状くらいは話をするべきだと!
同感です。
そして、ついに!
乗り込むことにしました。
ということは、必然的に私も同行ということになります。
いずれにせよ、このままでは精神的にも良くありません。
妻を見ていると、日に日にストレスが溜まっていくのが手に取るように分かるのです。
・出かけましたよ 😆
住まいは分かっていますからね。
元A講師から聞いていましたし、だから督促状も送ることができたのです。
以前それとなくお忍びで様子も見に行きましたから……
それで、隣町の密集した住宅地の古ぼけたアパートの前まで来たのですがね。
あれ?
表札がない……
隣の人に聞いてみました。
すると、二日ほど前、夜のうちに慌ただしく出ていきましたと……
朝にはもぬけの殻だったらしいのです。
ただねえ、この辺じゃこんなの珍しくはないそうでね。
典型的な夜逃げですね!
・家に帰ってから、妻が落ち込んでいます。
あの督促状でさらに追い詰めてしまったのは明らかですから 🙁
しかし、こちらにも事情がありますし、返済を求めるのは当然です。
やはり、金の貸し借りは友人同士ではしない方がね。
友をなくし、心に傷を残します。
一家で夜逃げするほどの金額ですか、私は友人には1000円以上の金は貸しません。
その反対もね、
後で冷静になってみると、なぜそんなに貸したのかって思うのです。
でも、妻にしてみれば、その時は長年に渡る友情やその他諸々の要因があったのでしょう。
タコポン