普段の生活を噛みしめる
・妻が帰ってきまして、いつもの生活に戻りました。
相変わらず横でテレビ見ながら良く喋りますし、夕食時など酒も飲めば愚痴も言う。
しかし、考えてみればこんなことを飽きもせず、数十年続けているのです。
私は横で見ながら、我が身にも染みついています。
いわば体質化し、同化している。
下品とまでは言わないが、決して上品でもない。
大衆とはこんなものなのです。
・さて、今、我が家にとって最重要課題とは何か!
年金生活を補強する収入源の確保であることは明らかでしょう。
妻と話をしていても、最後にはこの話で盛り上がるのです。
しかしねえ、いくら話をしたところで、突然空から仕事が舞い降りてくるわけがありません。
それ相応に行動し努力をしなければ何も得られないのです。
バイトの目標額は、以前勤めていた焼き鳥屋とマンション管理人を合わせた程度は確保したい!
ならば、何があるのか……
という議論も飽きてきたので、バイトの貼り紙はないかと商店街やその界隈を歩いてみることにしました。
妻は女友達のネットワークを駆使しながら、歩くことなく情報収集に当たり始めました。
主にメールと電話ですね。
どちらが有益な情報に早くたどり着けるか……わかりません。