シニアになり狭まった世間
・身の回りに生じる諸問題、いろいろあります。
でも年々スケールが小さくなっていくのに何となく気付いています。
現役時代には出張や取引先との折衝もありましたから、
全国規模の移動や社会全般の知識もそれなりに必要でした。
しかし、シニアの年金生活になり行動半径が急激に狭くなりました。
そして、付き合いもほぼゼロ
すると、広範な知識や話題が必要なくなるわけ!
つまり、頭の中の世界が国際レベルから一挙に隣近所になってしまう。
まだこの段階では、脳自体が萎縮したわけではありませんがね。
当初、違和感はありましたが、慣れてしまうと毎日何もしなくていいので楽でいいんです。
でも、刺激もないけどね。
・しかし、年金で食べていこうとすると、どのように食費を切り盛りするか!
頭を使う分野が、食べるという生物に基本的な部分に立ち返ってしまう。
しかしねえ、それが本来の姿でもある。
次に何をどれだけ食べるのかという段階で、栄養バランスとかありましてね。
長生きや健康という要素が入ってくる。
まあ、この辺りの生活って小さくまとまってはいるけど、
自分自身を見つめられる世界なのかもしれません。
そもそもその程度の人間だったのかもね。