シニアになっても急に変わるものはない
・シニアという範疇に属して幾年月……
サラリーマン時代に比べ、うんとスケールが小さくなった気がしています。
なにが?
何から何まで……です。
月々使えるお金、
出張がなくなったため行動半径も狭くなり、
会う人の多様性も社会全般から隣近所レベルに狭まる!
その分ちっぽけな人間になってしまったと錯覚してしまうのですが、
人間自体変わってしまったわけではなく、
もともとこういう人物だっただけだとようやく分かりました。
つまり、もともとちっぽけな人間だっただけなのです。 🙄
・その証拠にシニア生活の内容はという点です。
案外気付かないのですが、
たとえば元パワハラ上司Wジジイからの揺さぶりにどう対応するか……
それに向けた元同僚たちとのやり取りがあり、情報戦を繰り広げる。
そこにはWジジイのスパイである元同僚Q前さんも介入し、
日々いろいろやってるわけです。
でもね、これって見方を変えれば会社にいたころと大して変わっていないんじゃないか?
今は仕事はないですが、それ以外の部分でです。
たぶんそうなんです。
社会生活の範囲が小さくなっただけで、内容的には大差ない。
そして、内心こんなことに日々楽しみを見出してしまっている側面もないとは言えない。
庶民の日常生活とはそんなものともいえるのではないでしょうか……
話を伺うと鬱陶しいという感じはありますが、もしかしたら生活に刺激を与えているのかもしれませんね。
確かに毎日単調で刺激の少ない生活なのかも知れません。
明日も同じことをしていれば無事終われそうな毎日というのも、生き甲斐という点でどうなのかと思うところもあります。