老化は知らない間に忍び寄る
・元同僚のS山さんが久しぶりに会わないかと……
で、近くのサンマルクカフェで会うことにしたのですが、
あまり贅沢できないのでアイスコーヒーのみ注文 🙄
粘るためには水も必要だと思い、グラスに水を入れようとしたときです、トレイが傾いたのでしょうね。
床にコーヒーをぶちまけてしまいました。
この手の失態は記憶に無く、平衡感覚といいますかバランス感覚が鈍ってしまったようです。
少なからずショックを受けてしまいましてね。
スタッフの女の子がすぐに拭いてくれましたが、
仕方なくもう一杯コーヒー注文しようとすると、
すでに用意してくれていて代金は取りませんでした。
人の温かみに触れたのと、自分の不器用さといいますか老化を認識し、
複雑な瞬間でしたね。
申し訳ないから、またあの店には行こうと思いますがね。
・ところで、S山さんは奥さんの浮気をきっかけに引きこもり息子とも別れ、
家族は発展的解消しちりぢりに!(本人は発展的解消と言っていますが、私はモヤモヤ感が否めません)
そして、現在は一人暮らしなのですが、やはり退職金と年金だけでは将来的に心許ないようなのです。
プライドの高い人ですから、仕事を選んでしまい、なかなか定職に就けないでいるのですがね。
うちの焼き鳥屋に飲みに来たとき、店頭にバイト募集の紙が貼ってあるのを見つけ、
これは?
いやそれはね……
やんわり、対象はジジイではなく、若い娘が対象だと理解させたのですがね。
こういうのももはや自分が老いたんだと認識する瞬間でもあるのでしょう。
バイトは若い人と分かってもらうのは辛かったですね。
案外日常生活で自分の年齢を意識する時間なんて少ないのかも知れません。