夏バテ老人となる

・夏も終盤に近づいていますが、

いつ果てるともなく続く暑さに参っています。

若いころは夏が好きで、山や海に遊びに出かけたものですが、

あの頃の暑さとは明らかに質が異なっているようです。

しかも、シニアの域に達し体力的にも粘りが無く衰えを感じていますから、

毎日暑さに耐えているのが精一杯で何かを積極的にやろうという発想が浮かびません。

それに比べ女性は強いのでしょうかね。

妻は汗はかきますが、普段通りテキパキと家事をこなし、バイト先でも動き回っています。

・我が家では、私が定年退職後から家計を3分割し、私、妻、共通費に分けています。

共通費は、水道代、光熱費などのものですが、

私の持ち分は自分に関わるすべての生活費です。

つまり、食費、衣類、その他諸々……

食費は自分の生活費の範囲内においてどんな食材を買い何を作って食べようが勝手ですし、

別に作らなくとも弁当買ってきてもいいわけです。

ただ、食べるときは夫婦揃って食べるという感じです。

と同時に、家事も分けていて、風呂と部屋全般の掃除は私、トイレと洗濯は妻など大まかに分けています。

・で、この暑さです。

バテ気味で私の体力が落ちている分、家事に費する時間が長くなりましてね、

どうも動きが鈍いようなのです。

そこのところを妻にいちいち指摘されるものだから、

俺はそんなに老いてしまったのかと、落ち込むことが増えましてね。

食事にしても、最近は半分以上はそうめんだけだったりするわけで……バテ込んでます。

これが元同僚たちと酒を飲めば、何でも食べていくらでも飲めてしまう。

実に不思議だ！