故郷を離れた私だが、故郷とは……
・生まれ育ったのは相当な田舎でし。高校までは地元にいましたがね。
しかし、その先の大学という高等教育の場はない!
むろん就職するにしてもほぼゼロ
私の場合、大学は何処でも良いから出ろと親が行ってくれたため、都会の三流大学に行かせて貰いました。 🙄
まだ昭和の時代ですからねえ、バイトしながらなんとか卒業し、就職も贅沢言わなければ見つかりました。
もうちょっと頑張っておけば人生違ったかもって、誰しも思うらしいのですが……わたしもね
ただ、この歳になれば自分の能力も分かりましたから、やはり人間落ち着くところに落ち着くんだなあという思いです。
つまり、三流大学出て三流会社で働き……の人生でしたね。
でもまあ、今生きてるって事はなんとかなってきたって事でしょうねえ 😉
・ところで、故郷ですが、高校卒業した後は一度も帰っておりません。
もちろん、盆や正月の短期帰省はしましたが、故郷で暮らすということは一度もありませんでしたね。
特に親が妹夫婦のとこに引っ越してからは、実家がなくなってしまいましたしねえ。
故郷に帰っても居場所がない!
子供のころ虫や魚を捕まえた山や小川は、バブル期の大規模な宅地造成で跡形もなくなりましたから、
もう昔の面影が残ってないのです。
住んでいる人たちもごっそり入れ替わってしまったんですね。
昔の友だちも故郷に残っている連中は少ないようです。
・盆や正月にいつもテレビに映し出される帰省風景を見ますと、心にすきま風のようなものが吹きます。
寂しいですよ……自分もあのような楽しみを味わってみたかった。
ところが、妻は自分の田舎がまだあるからそうでもないようで……
人間は心のどこかに拠り所のような場所があれば、落ち着くものなのでしょうかね?
そういう意味で、私にはもはや帰省できる故郷はないけれど……、子供のころ遊んだ風景ぐらいが故郷かな。 😕
実際、毎年お盆の頃は苦痛でして、そのお盆もやっと終わってくれました。