生活破綻が迫っている知人S山さん

昨日の話しの続きですが、

元同僚の二人を仮にS山さんとH田さんとします。

S山さんは、40半ばで結婚、奥さんは11才年下、子供二人(女男)、郊外に家を建て住んでいます。

結婚が遅かったので、長女は今春やっと大学を卒業し就職、家を出ました。

下の子は現在20才で引きこもりです。

家のローンはまだかなり残っていて、定年退職の後他社に再就職しましたが、1年で解雇され、現在年金収入のみ 😳

奥さんは家のローンもあるため、不定期ですが週に何度かパートに出ています。

当人は現在仕事を探していますが、70才間近という歳でもあり、なかなか望む仕事にありつけません。

有名大学卒でプライドが高いのが邪魔をしているのです。間口を広げれば、ないこともないのですがね。

ただ、現役時代横から見ていると明らかに仕事が出来ませんでした。

学問的知識を応用に転化するすべを知らない。

それと、三流大学卒の私を明らかに見下しています。

その点頭にきますが、仕事は明らかに私の方ができたという点で、お互いの心の中でバランスがとれているわけです。

そもそもなんでそんな人と付き合いがあるのかというと、私の古い友人がS山さんの大学時代の友人でもあったことです。

その古い友人はすでに他界していますが……

つまり、S山さんが抱えている問題は複数あります。

家のローンと収入のバランスがとれていないことや、子供の引きこもりで未来の展望が持てないことなど

あと、S山さんは4人兄弟の三男ですが、長男と次男がすでに他界され、末弟が現在消息不明

父親が高齢で存命ですが、痴呆で施設に入所しているということも、彼の置かれている立場を苦しいものにしているのです。

・私のS山さんへの興味は、彼の年齢で再就職が可能なのかということ、引きこもりの子供の今後、それから故郷の父親の面倒や墓の問題もあります。

ちなみに故郷は他県でかなりの遠方です。

S山さんの私への興味

はっきり口には出しませんが、概ね以下の点でしょうか

まず、故郷の母親の問題、現在痴呆が進み妹の家におりますが、コロナ禍でしばらく帰れませんでした。

妻と非常に仲が悪いのでうちには引き取れませんので、妹にすがっています。

やっと、コロナもやっと落ち着いてきましたので今週帰ることにしていますが、もちろん一人で帰省します。

墓の問題も解決しなければなりません。

父親は次男だったため、先祖の墓ではありませんが、父の墓はへんぴな場所にありなかなか年を取ると墓参りが大変なため、母が亡くなれば途端にどうするか考えないといけません。

義母の問題もありますね。歩けなくなり施設に入りましたが、今後どうするべきか……

それに、冷え込んでしまった夫婦の関係と息子がもう帰ってきませんので……

その辺の進行状況をS山さんは興味を持っているのです。

お互い半分傷口をなめ合っている側面もありますがね。

知人H田さんについてはいずれ……

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