元同僚の要望は?
・再び元同僚S山さんの話で恐縮です。
彼の話を電話で聞くだけなのですが、これが1時間近くに及びますとけっこう苦痛なのです。
そのうちに集中力も散漫になりましてね、話を聞きながらいろいろ頭に浮かんでくるのです。
たとえば、この人たちどこでどう間違えてしまったんだろうか?
最初は気付かないほどの些細なことだったのかも知れません。
でも、そういうことが重なり気が付けば取り返しの付かないほどの大きな傷になっていたのだろうか……
だとすれば、早晩壊れてしまうキャラの集まった家庭だったのかも知れません。
他には、ここまで自分たちの知られたくない部分をさらけ出せる人ってすごいなとか……
私には絶対に無理だと思います。
たぶんひた隠しにするのではないかと思うわけです。
いや……或いはそれは私に対する信頼ということなのでしょうか……
ネガティブに考えれば、単なるストレス解消の道具にしか見ていないのかも知れません。
だとすれば……悲しい!
・そして、ここまでさらけ出してくるということは、
私に対して何かを望んでいるのではないかということです。
何かをして欲しい、そして助けて欲しいのかもしれません。
それは、具体的に何? 分りません。
でも、そうだとすれば、私がじっとしていれば、
あれじゃあ伝わらなかったんだと思い、また電話がかかってくる可能性があります。
そのときはより具体的な話があるはずです。
今のところそれを待つしかありませんよね。
ただし、私がS山さんの要望に応えられるかどうかは別ですがね。