パン屋にはパン屋の悩み
・私は長年サラリーマン生活を送ってきました。
定年退職した後はご覧の通りの年金生活者です。
でも、それでは足りませんからバイトでしのいでいるという最近の日々なのです。
私のような立場から見ると、
個人店を経営している人はやめない限り収入が無くなることはありませんから、
何となくそちらの方がいいよなと思うのですが、
飽くまで体が資本ですから、体を壊してパンを作れなくなった時点で終わったも同然です。
・そう考えますと、サラリーマンの方が会社が存続している限り、
どんなに馬鹿にされようとしがみついてさえいれば給料はいただけます。
でもねえ、その変わりやめてしまえば何にも無いただの人間なんですよ。
その立場から見ると、
やはりパン屋はパン作りという技術を持っていますからねえ、うらやましい!
どこまで行っても結論は出ませんが、
バイト先のパン屋さんでも奥さんは長年の酷使が祟って腰の辺りがガタガタのようです。
立っているのもままならず……
店主もパン作りは得意でアイデアもあるらしいんだけど売るのが苦手!
世の中すべて良しというものはない。
だからこそ我々を雇って貰えたのですがね。
パン屋は薄利多売で時間、労力面を考えると美味しい商売ではないと聞きました。
そのようです。
長く店を続けるのは大変だと感じました。
タコポン