人の利用価値
・シニアになり比較的人との関わりが少なくなりました。
しかも、その関わり方も重くはなく、比較的軽いのです。
つまり、トラブルになり、例えば口論になったとしても、
そのことで生活自体が脅かされるわけでもありません。
適当に時間が経過すれば、なんとなくお互い元の関係に戻ったりします。
その程度なのです。
しかし、そういった相手もいないよりはいた方がいいに決まっています。
例えば、日ごろ溜まった鬱積を吐き出す事は需要です。
ストレスのはけ口とでもいいますか、
これがないとストレスは体の中でどんどん増えていきましてね。
そのうちに心の病にと発展しまい兼ねません。
・そして、そういうことは誰しも経験し、一歩手前までいくのです。
そのとき、それで終わりとはなりません。
防衛本能が作動します。
ここが人間の凄いところでもあるのですがね。
つまり、一刻も早く誰かに溜まったものを吐き出し、体のストレスレベルを低下させようとする。
ですから……、つまりそういった話を聞いてくれる相手の存在が重要なのです。
と、ここまで書いてきましたが、
元同僚のS山さんが頭をよぎりました。
つまり、彼の側から見ると、その……そのはけ口というのは……私?
ということでしょうね。
うーん、でもまあいいじゃないですか!
と、開き直るしかないんだけど、これも人助けです。