金の切れ目は縁の切れ目
・ホストに貢いだお金の返済が滞り、困り果てた末、女史Dが妻に借金。
さらに、妻への返済が滞っていました。
我々も生活に困窮してきましたので、督促状で強く返済を求めたところ、
ついに女史Dとホスト親子が夜逃げしてしまったのです。
その後、妻が落ち込んでいます。
これで、貸した金はおろか友人も失ってしまいました。
ある意味、お金が戻ってこないことよりも友を失ってしまったことの方が、心の傷が大きいのかも知れません。
歳を取ってきますと徐々に周りから知人が減っていきます。
しかし、出会いもまたあるわけですが、
長年の友というのはこの歳ではできませんからね。
掛け替えのないものなのです。
妻とも話し合ったのですが、もう知人とのお金の貸し借りはやめようと!
・女史Dも自分が作った原因が元でこのような結果を招いてしまったわけですから、
すまない気持ちはもちろんあるはずです。
しかし、我々がそこまで苦しい生活状況であることは知らなかったのかも知れません。
女史Dもまた苦しんでいるのではないかと思います。
お金があれば大抵の物は手に入りますが、これが原因で失うものもあるわけです。
言い古されたことなのですが、自分たちがその立場になってしまうとしみじみ感じ入ります。
このような事態を起こさないようにか、父親から、「人にお金を貸したら帰ってこないと思いなさい。」と言われてましたが、幸い僕は人に金を貸さなくてはいけない実態になっていません。
信じている相手だからこそ、油断というか鬼になれなかった自分の存在もありますね。
つらい世の中です。
タコポン