バイト先焼き鳥屋でのただならなぬ空気
・焼き鳥屋でのバイト再開です。
夫婦共々コバンザメのようにくっつき生活をしていく……年金以外の重要な収入源なのです。
バイト内容、つまり串作りとか焼く仕事に全く興味はなく楽しさもありません。
しかし、そこそこ繁盛してもらわなければ、私どもの生活も惨めなものになりますからねえ。
ぜひつぶれないようにと、正月にこそっと近所の神社に初詣し賽銭まで投げました。
・ただ、肝心の店主がインフルエンザで寝込んでしまったようで、お休み!
やる気あるのか?
声を荒げるスタッフもいるのですが、
インフルエンザは人を選びませんから、そこまで言うのも酷というもの
必然的に年長かつ古参の私が店主代理のようなことをしなければなりません。
差し当りスタッフ各自の仕事はルーテイーンとして決まっていますから、
店主の仕事をコアなスタッフ数人に割り振り急場しのぎです。
しかし、それはなんとかなるのですが……
・いつもとちょっと違う
何が? 空気です。
場の空気とでもいいましょうか……
スタッフ間に漂う変な澱んだ……なにか?
数時間、耳をダンボにしてアンテナを張りましてね。
やっと判明しました!
例の元同僚S山さんの引きこもり息子で最近までここでバイトしてやめてしまった彼と、
その教育係であったおばちゃんスタッフの同棲生活が、
ついに白日の下にさらされてしまったようです。
そういえば……、年末の忘年会で残った焼き鳥や鶏の足を、
インフルエンザで寝込んでいるおばちゃんスタッフに持っていってあげるって誰か言ってたなあ。
たぶんその辺からでしょうなあ 🙄
私はS山さんからすでに聞いて知っていましたが、
ずっと知らんぷりしていましたからある意味ほっとしているのですがね。