雇われの身は気楽なもんだ

引き続き焼き鳥屋のバイトの件です。

商店街にライバル店が出現するらしいとの情報が、常連客のおっさんからもたらされました。

それを聞いた途端、見苦しいほど動揺する店主であります。

もともと小心者なのですよね。

今は亡き店主婆さんに甘やかされて育ったため、

ちょっとしたことですぐに現実から逃げてしまい、家を出て逃避行していましたからね。

まあ、そんなこと今さらバイトの私が言ったところではじまりませんがねえ。

ただ、私や妻にとって店が傾くとすぐにクビという事態になりますから、

近未来の生活設計の変更も少しは頭に入れておいた方が良いのかもしれません。

幸か不幸か、現在日本中人手不足なのは事実なのでしょう。

あちらこちらでバイト募集の貼り紙を目にしますし、

営業時間を短縮している店も結構あります。

歳も歳ですが、贅沢さえ言わなければ働き口がまったくないというものでもなさそうです。

今のうちに次のバイト先の目星をつけておいても良さそうです。

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