シニア生活も平穏な日は続かない

妻が田舎に帰っている間、家にいても一人きりです。

すると、どうしてもバイト先にいる時間が長くなりがちですね。

帰途商店街を歩いていますと、電柱の向こうから手招きする人あり。

誰かと思い目を凝らすと、元同僚のQ前さんでした。

ちょっとどうっていうから、近くの居酒屋へ!

久しぶりです。

もうずいぶん会っていなかったのですがね。

彼も例の元上司の爺さんWジジイの元部下で、私の1年先輩になります。

・Wジジイの話ではこの近所に住んでいる一人ですが、

なんで私が焼き鳥屋でバイトしていることを知っているのだろうか?

それが……どうもね、Wジジイとは今でもつながっているようなのです。

といいますか、会社やめても上司と部下の主従関係が続いていて、

時々つまらないパシリ的なこと仰せつかっていると……

こうなるから、私は嫌なんだけどね。

Q前さんはずっとだから、会社辞めた後もそれが当たり前のようなのです。

しかし、心底そうなのか……

そもそも現役時代ですら、Wジジイのパワハラの対象で、世話にはなっていなかったように思いますがね。

まあそんなこと他人のことだからどうでもいい。

・で、話は何なのか……

私をわざわざ待ち構えていたわけだから!

Q前さんの話では、Wジジイがご立腹なのだそうです。

むろん私がWジジイ囲む酒宴を断ったことに他なりません!

で、Q前さんに話まとめてこいとね。

そもそもその辺の発想自体が理解不能なのです。

ジジイの発した言葉がその瞬間決定事項なんてあり得ないでしょう。 👿

仕事忙しいから私は参加できませんと言っただけなのにねえ。

S山さんも同様です。

二人に是が非でも参加させるように手を打てと!

ふーん、勝手にすれば……

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