元上司の爺さん、ついに私を認識

・相変わらず、私のバイト先の焼き鳥屋に元上司の爺さんは通い続けています。

私は奥で焼き鳥串を作製

直接爺さんと絡む場面は通常はないのです。

しかし、突発的に店内にスタッフがいなくなる瞬間もあります。

そんな時に限って客からの注文がありましてね。

奥から店内へ!

遂に爺さんの目と目が合いました。

・そこで、彼はビビッと来てしまったのです。

私の方に指を差し、あんたは……

しょうがないので、お久しぶりですね というしかない。

さらに何か言いたそうでしたが、ちょうど客が入ってきたのでそちらへ……

助かった!

そうこうしている間にスタッフも戻り、私は奥へ

爺さんが帰るまで二度と店内には戻りませんでした。

しかし、今後どうするべきか……

S山さんは元上司の爺さんが帰った後現れまして、

一応顛末を話しておきましたがね。

S山さんはばれるまでは俺のことは伏せておいてくれって!

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