行方不明の妻の友人は意外にも
・独身を貫いていたが、ホストに貢いたばかりに借金を重ね首が回らず、挙げ句の果てに二人で逃避行した女史Dでした。
恩師のA氏が心配し、妻たち取り巻きには内緒で行方を捜していたのです。
探偵社からの調査結果によると、意外にも隣町に住んでいるようなのです。
人間って結局のところ土地勘のある場所が安心できますしねえ。
見知らぬ町にいきなり入っていくには勇気が要るのでしょう。
・ホストの素性は、バツイチの子持ち(女の子一人で未就学児童)という意外性……
女史Dは母親代わりというか、子供からは婆ちゃんって呼ばれているようです。
しかも、溺愛していて、子供はなついているとかで、仰天です。 🙄
ホストは若いにもかかわらず、意外と質素で真面目、女史Dが貢いだものは逃走資金と生活費になったようです。
現在、ホストはホスト稼業を辞め日雇いの仕事をしているとのことで、
女史Dは子供の世話やらで忙しいようだとのことで……
・しかし、借金の返済は滞っているから、いずれは破産となるでしょうね。
このままの生活を続ければ先々詰んでしまいます。
ということで、我々は如何に対応すべきか意見を聞きたいとのことで……
しかし、ちょっと待て!
我々って別にあんたと私は仲間ではない、我々といわないでくれと……
それに、女史Dと私もね。
妻と女史Dならわかるが……
私を自分の陣地に引き込もうという意図がありありで、ムッとくるわけです。
すると、あんたは冷たいとわけのわからんことを言い出すしねえ。
決して結論の出ない話を延々と続けたのですが、困ったもんだ。