年金生活者の悲哀

妻の友人である女史Dの失踪は、私にはなすすべがありません。

結局、妻たちがああだこうだと言いながらも、手を打つ気配がなさそうなので傍観することにしました。

私にも生活がありますからねえ。 🙄

やはり老後生活を内容のある豊かなものにしたいのです。

カツカツの年金生活では先々不安でたまりません。

マンション管理人の仕事も一年ごとの契約更新ですから、その時の状況でいつ終了を告げられるかもしれません。

今のうちにもう一箇所バイト先を確保しておく必要があるのです。

妻がラブホテルの清掃のパートをしてくれていますが、

やはり隣近所の手前いつまでもというわけにはね。 😆

主婦たちの間では、すでにラブホの奥さんで通じるようになってしまっているようですしねえ。

別に数多の職業の中の一つに過ぎないと私は思いますが、

如何せんラブホの奥さんでは可哀想なのです。

そんな頃でした

管理人の仕事を午前中に終え、待ち構えていた元店主婆さんといつもの定食屋へ!

飯食べながら世間話をしていると、後から入ってきた爺さんがスタスタとこちらにやって来ましてねえ。

おもむろに婆さんに向かって、

「どう?」

「ないこともないけどな」

と、婆さん

横で盛んに人捜しの話を始めたわけです。

聞いていると、このところどこも人手不足らしい。

おもむろに、あんたどうだい?

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