世間話ができる相手がいるだけで心強い

妻のパート先がラブホテルの室内清掃とベッドメイキングだったことに動揺する私です。

しかしねえ、妻もわりとお嬢様育ちといいますか、気のつく部分に偏りがありましてね。

全方位的に神経が行き届き目が詰まっている体質ではありません。

そもそもそのような性格ならば、私と一緒にはなっているわけもなく……

つまり、とんでもなく鋭敏な観察力を発揮する場合もあれば、今回のようにいくらなんでもホテルで採用面接受けてるんだから……

なんで気付かないんだ?

あまりそこのところ追求しても、すでに決まってしまったものをどうしようもない。

それに、いずれやめるにしてもそれまでは収入が約束されるわけでね。

頑張るように勇気づけて一応その気にはさせておきました。

・さて、本日もマンション管理人のお仕事です。

このところ元バイト店主だった婆さんが管理人室に足繁くやって来ましてね。

なにかとこの界隈の情報を教えてくれるのです。

話が長いので辟易するのですが、そこは以前からバイトで雇って貰ったり、ここの仕事も紹介して貰ってますから……

でもねえ、女性は強くたくましいのです。

最近まで骨折しリハビリ施設で長期間入院を余儀なくされていたお年寄りとは思えない身のこなし!

みんな骨折した時点で、これで婆さんも終わりだと見切りをつけていたのですが……

特に息子なんかやっと自分の時代が来たと、早々に薬局閉業し焼き鳥屋を始めたのですがね。

これじゃあ、息子も大変だし、奥さんもね唖然としていたそうです。

店の赤字を婆さんに鋭く指摘され、結局現在雲隠れ中……

何処に行ってしまったのか?

まあ、それはそれとして、毎日管理人室に現れなにかと情報を入れてくれるだけに半分迷惑なんだけど有り難いのです。

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