明けない夜はないと信じつつ

・年金生活は相変わらず細々と続いております。

そして、それだけでは経済的に苦しいためバイトに精を出す私ですが、

妻は職を失い私も焼き鳥屋のバイトをクビになりました。

あとはマンション管理人の仕事を残すのみで、厳しさ増す世間の風ですがね。

暗い出来事はややもすると一度に重なるものです。

元同僚H田さんは脳内出血で緊急入院中でしたが……、

昨日病状が急変し帰らぬ人となってしまいました。

お姉さんから連絡を受け駆けつけたときにはすでに冷たくなっておりました。

余りにもあっけない最後にしばし現実を受け止めることができず呆然とする私です。

いくら名前を呼んでも反応がなく、目の前の変わり果てた姿にどうして良いか分かりません。

S山さんは泣いておりました。

古くから苦楽を共にしてきた友人がこのような最後を迎えてしまい戸惑っています。

しかし、ふとこれは明日の自分の姿なのかもしれないと……

こういう時にどうすれば良いのか私には分かりません。

ただ一つずつ今生じていることを受け止めて冷静に対応するしかないのでしょうね。

余りのやるせなさに心が折れてしまいそうで……

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