ときどき昔の夢にうなされる
・明け方に多いのです。
出社すると、私の席だけがない。 😯
いや、私の席には別の人間が座って仕事をしている。
部内を見渡しても、すでに忙しく働いてるのですが……まだ始業にはずいぶん時間があるのです。
同僚に尋ねると、君は昨日移動になったじゃないかと!
混乱する私……
すると、上司が突然現れて、お前の席はもうないんだよ
飛ばされた奴が何故ここでうろついてるんだ?
そして、悪意に満ちた目が笑っている……
私はいたたまれなくなり、逃げるように社を出ると大通りをよたよた歩き、
でもどうして良いか分からない
・大体その辺りで目が覚め、汗びっしょり!
あれは夢だったんだという安堵と後味の悪さが同時に押し寄せてきて、
しばらく放心状態になるのです。
楽しい思い出なんてなかったよなあ 😕
能力はなく仕事はからきしできなかったから、
ぼろくそに言われながらも必死で会社にしがみついていたから……
ああ、もう定年退職してたんだ!
それも、ずいぶん前にね
今は年金生活
もうクビになることはないんだ!
そう思うと生き延びたという安心感が心を和ませてくれます。
であれば、今はひょっとして極楽なのかもしれない。
生活は厳しいけれど、ひょうひょうと毎日を送れているのでね。