元同僚との飲み会はいつもの愚痴
・やはり古くからの知り合いは心が開くものです。
久しぶりに会いましたが、いつものようにリラックス
でも、家庭環境は個々にずいぶん異なります。
私は妻と二人暮らし、年金生活でカツカツ、なのでバイトもしながらの綱渡り操業の日々です。
S山さんは家庭に不安を抱えていまして、それは息子が引きこもったままで成人していること、なのでこの先も安定した収入が必要で再就職先をいろいろ模索
H田さんは金はあるのです。が、再婚願望が強く、なかなか理想も高いためマッチする人に苦労してきました。
・共通点としては、会社ではなかなか恵まれた環境には居ませんでした。
端的に言うと、仕事が出来ない部類の人たちだったのですが、それは認めがたい!
そこで、不遇の原因を会社側に求めるというサラリーマン社会では良くあるパターンを経つつなんとか定年退職 🙄
そういった共通点をお互い認識し、いつの間にか集まり肩を寄せ合って生きてきたのです。
ひと言で言えば寂しい連中なのですよ、無論自分も含めてですが……
・そういった連中が集まって酒を飲むのですから、安い酒場に決まっています。
高級料亭なんてあり得ないのです。
寒さに震え熱燗を飲む!
考えただけでも身震いがしますがね。
集まれば、当然のごとく会社や現役の頃の上司に優秀だった同僚や後輩の悪口のみ
そして、それに比べて如何に自分たちが優秀だったかをでっち上げ、満足して帰って行く。
すごく情けないのですが、案外ストレス発散になり、不定期の集を心待ちにするという状況です。
・でも、こういった同僚諸氏の話を聞くに付け、お互い各々の一長一短を見つけ、彼に比べれば俺の方がまだましだとか、ひとかけらの優越感に浸り、生きていく糧にする。
つまり、ちんけな存在なのです、みんな小者そのものです。
でもねえ、日本人の多くは多分にそういった側面を持っているんだと最近気付きましてね。
当然個々に生きている経済的レベルは異なるのですが……、
こういった思考は人間そのものの護身的本能とも言えるなあと考えたりもします。
・そして、例によって安い酒を飲みながら宴会は続いたのですが……
年末年始という節目を挟んで短い期間ながら、皆さんもいろんなことがあったようです。