正月から妻の愚痴を聞く
・相変わらず正月は続いております。
我が家には私と妻の二人以外居りませんから、否応なく至近距離で顔を突き合せるのですが……
このところ妻がホテルのベッドメイキングのパートに出ていまして、
そこでの人間関係で腹に据えかねることがあるようなのです。
そういった類いはマグマのように体に蓄積し、酒を飲むと口から吹き出してくるわけです。
私としては、現場を知りませんから話の内容から想像する以外ありません。
すると、話しは一方通行のため正義は妻側となり、相手は悪役という構図になってしまうのです。
まあ、夫婦ですからそれでも良いのですがね。
・私に利害関係はありませんから、当然妻の味方ということになります。
ただ、余りにも妻が口汚く罵るものですから、そんなに相手に非があるのか疑問を持ってはいます。
そして、いろいろ相手から受けた被害を話し、都度同意を求めるのです。
これがまた生々しいのですよ……
一例を上げますと、パート先は普通のホテル(ラブホテルではないという意味)ですが男女の宿泊は当然あります。
すると、場合によっては男女特有の行為に至ることもあり得るわけで、
その顛末を使用済み備品や置き土産に感じることは間々あるようで……
そんなとき、触るのが嫌だから先輩の従業員がスルーして妻にわざと処理させるらしいのです。
これが陰湿だと怒り心頭で……
でも、これって現場を押さえたわけではないのだから、分からないんじゃないかと思うのですがね。
その点指摘すると、具体的なものだから間違いようがないと……
つまり、使用済みのゴム製の筒状のものですね。
当然中にはどろっとした例のやつが入ってるんですがね、それがシーツの上に残っていたとかで……
そんな話しを正月から聞かされても……酒がまずくなるだけだから止めて欲しいんだけど、あからさまには言えないしね。
妻は妻で日々精神的苦労はしているんだと思いながら、耐えることにしています。