クリスマス会の出し物に苦慮する

「元カルチャー講師A氏を囲む会」に出席したのが運の尽きでした。

C女史から次も当然参加するものと見なされ、クリスマス会の出し物を依頼されたのです。

その場では、一応即答せず抵抗の意思を示したのですが、

その後妻との夫婦げんかの和解条件に出し物承諾というカードを切ってしまいましてね。

状況は一歩泥沼へ!

しかし、うじうじしていてもクリスマス会はすぐそこに迫っています。

ここは気持ちを切り替えて、何をするかということに集中するしかありません。

そこで、どうせならもう来なくて良いってくらいの、

連中にとっては面白くない場のしらけそうなものにしようと思いましてね。

もともといやいや連れて行かれたのですから……

それにA氏の話し相手要員に過ぎないという現実もありますしね。 🙄

そこで、考えたのですが、連中はもともと文学を共通の趣味として集まったのです。

ところが、今となっては集まっても井戸端会議しかしてないようですが、源はA氏の教え子で文学少女的な母集団なのです。

そこで、その対極のものを出し物にしてはどうか?

しかも、私がその何かを語れないといけませんから……

と考えますと、もう一つしかない!

そう、マンガです 😀

マンガの歴史とかどうだろうか……

これだったら、超得意分野でして何時間でもしゃべれますし、

実際のマンガ本も持ち合わせていますから、創成期からの作品や作家の特徴などプロジェクター持ち込んで放映することも可能です。

そうだこれでぎゃふんと言わせて、文学なんて糞食らえ的な立場で切り込んでみよう!

そう決心したのです。

そうとなれば、急がなければなりません!

折しも、C女史から妻に私の出し物について問い合わせがあったようです。

そこで、プロジェクターが必要なことと、タイトルはまだ言えないことを伝え、

内容は当日のお楽しみということにして、酒を飲みながら喋るとしておきました。

これで、連中の知らない世界を知らしめて、あきれさせ、これを持っておさらばとしよう!

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