バイトは始めたものの
・バイトは始めたものの忙しいということもなく、これでは家での単調な日々とさほど変わりません。
額に汗して働くというような、思い浮かべていた状況ではないのです。 😕
でも、それは贅沢な悩みに違いありません。
忙しければ、それはそれで文句の一つも出てくるに決まっていますから!
・しかし、商店街を眺めているといろんな人が行き交っています。
店内見ていても変化がないので、ついつい行き交う人々を眺めてしまうのです。
すると、ときどき通行人と目と目が合ってしまい、咄嗟にニコッと微笑んでおじぎをしてしまうわけです。
これも、現役時代の米つきバッタ的反応といえるのかもしれません。
恐ろしいものですねえ、未だに染みついた癖を無意識に反応してしまう。 😳
すると、そのうちに向こうの方から微笑んでくれることもあるわけで……
そのような場合は、少しこの商店街に愛着を感じる瞬間でもあります。
・相変わらず店主は同じような世間話を盛んにしてきますが、これも仕事の一部と割り切ればいいのでしょう。
しかし……通りを眺めていて気付いたのですが、どうして婆さんは私を認識しここでバイトをしないかと思ったのでしょうか???
私はこの通りはたまにしか通らないし、通ったとしてもこの薬局をまじまじ見ることはまずなかったのですがねえ。
どうして婆さんは妻に私のバイトを打診したのか……そこが謎です。