妻紹介のバイト、その後……
・妻に紹介して貰った蔵書売却のバイトですが……
そもそも妻が紹介してくれたのは、私が妻の不倫相手ではないのか疑っているAさんの蔵書売却なのですがね。
売れた金額の半分がバイト代ということで、一応気合いは入ってるわけなんです。
しかし、数千冊ありますし、期間は数週間程度、余り時間もないのです。 🙁
しかも、すべて専門書で洋書がほとんど、大学教授だったA氏のコレクションみたいなものです。
当人は老齢のため、すでにシルバー施設に入所してしまっており、古い邸宅も売却予定なのです。
急がなければなりません!
・やっと体調も回復してきましたので、そろそろ本腰を入れます。
まずネット検索で古書買い取り業者を数社ピックアップ、電話して実情を聞いてみました。
スマホで撮った蔵書の写真もありますから、その辺も併せて感触をつかもうとしましたが……
結論から言うと、きびしいようですね。
やはり、業者も買い取った本を売らなければなりませんから、その本が売れるのかどうかという点です。
慈善事業ではないわけですね。
言われてみればしごくごもっとも!
・Aさんの蔵書は、庶民の欲する本なのかどうか?
そもそも大衆は大学教授ではない!
大衆は、もっと日常生活に根ざした内容で、どちらかというと低俗な臭いもする本を求めていそうです。
すなわち、興味の主体が違う。
・学術的価値という点では、また別の側面から検討しなければならないでしょう。
しかし、それはまた別の話でしてね。
少なくとも私の手には負えません。
もっともこの数千冊の蔵書の中の何冊かは、大衆の求めている内容がある本かもしれないし、学術的に価値のある本も多いのかもしれません。
しかし、そもそも個々に検討している時間的余裕がありません。
そういった可能性も含めて、まとめて買い取って貰いたい。
いわば、バルクセールみたいなものですねん!
廃棄はだめというA氏の意向もありますしねえ。
さてどうしますか……、
面倒なものを引き受けてしまったもんだ!