一人暮らしシニアに突然の病
・寒い日が続いております。
寒風吹きすさび、空気はカラカラで……まさにインフルエンザの季節かな
そう思っていた矢先のことです。
ご近所仲間の長谷シニアから電話がかかってきましてね。
なにやら苦しそうで、体調が悪そうな状況が電話越しに伝わってきました。
どうしたのかと尋ねると、高熱が出ているのだそうです。
医者に診てもらったらインフルエンザだとかでね。
薬はすでに飲んだというので、じゃあ寝てるしかないよねと……
しかるべき時間が経てば快方に向かいますよと元気づけたのですが、
頼みがあるというのです。
・でなきゃ電話かけてこないことに気づきましてね。
彼が言うには、家には食べ物が全くないと!
冷蔵庫には水しか入ってないそうです。
何か買ってきてくれないかというのですがね。
それは別にかまわないけど、
自分の好きなものをスマホで検索していろいろ宅配サービスで注文できるんじゃないかと……
その方が良いんじゃないか?
すると、どうしたら注文できるのかよく分からないというのです。
つまり、インターネット系統にはまるっきり駄目な人のようでしてね。
スマホ持ってるのに、できるのは電話とメールくらいらしい。
腹が減って死にそうだと泣きついてくる!
・じゃあ、何が食べたいんだと!
取りあえず近所のスーパーに置いてある弁当と、
日持ちのするカップ麺とチーンすればいいだけのご飯が欲しいと……
まあそれくらいならすぐにでも対応できるから、さっそくスーパーで買って届けて差し上げたのですがね。
ふらふらになりながら、玄関口に出てきて泣きそうな顔してありがとうと言うのです。
やはり、歳取っての一人暮らしは不安材料が多いのです。
せめて、もし今病気になれば何が必要かとか、
シミュレーションぐらいはしておくべきではとつくづく思った次第です。

一人暮らしの悲哀ですね。ネット利用の可否で生死が分かれる時代なのかも・・・・
性格にもよるとは思いますが、
どうも歳取れば取るほど殻に閉じこもるといいますか、
新しいことには目を向けたがらない傾向にあるようです。