貧乏が染みついていく

・定食屋で婆さんと昼飯を食べておりました。

婆さんとは、元バイト先店主だったあの婆さんですが……

その際、昨日の花見の話になりまして、私が年金生活では生活が苦しいからバイトを探していると口走ったようなのです。

ただ、私は酒が回っており余り覚えておりません。

しかし、今のマンション管理人の仕事も婆さんの紹介で働いているわけでね。

婆さんは不審に思い、いったいなぜそんなに金が足りないんだと……

でもねえ、年金なんてそもそも余り貰えてないわけで、

マンション管理人の収入も平日午前中だからたかが知れています。

なので、妻がラブホテルの清掃にいやいや出かけているという現実もあり……

・その辺の事情を婆さんに説明したわけですよ。

すると、バイトの口を紹介しても良いよって言うから、

話を聞いてみると2、3話してくれたんですがね、

どれも深夜の荷物運びでね 😳

私には肉体的にきついことが分かりました。

時給が良くて魅力的ではあるのですが、

年寄りが出来る仕事ではないし、体壊してしまえば元も子もない。

以前のような焼き鳥屋の仕込みのようなバイトはないのか訪ねたのですがね。

心に留め置くとだけ言って帰って行きました。

なかなか世の中金を稼ぐの大変なんです。

・徐々に貧乏の足音が大きくなってきましてね。

人間自体が貧乏体質に変わりつつあるのも実感しています。

たとえば、スーパーで欲しい商品を買う際に好みに関係なく安い方を取ってしまうとか、

食パン買うにしてもしかりです。

まず値段ありき、次に味

そういえば、ここしばらくタマゴを買っていなかった!

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