贅沢は敵なんだけど……

・喫茶店でバイトはじめて2ヶ月近くにはなりますかね。

ずいぶん仕事内容は把握し、お客の対応にも慣れてきました。

常連さんの顔も覚えましたし、好みも分かりました。

それと共に、いろいろ周囲のことにも気が回るようになりましてね。

余裕というやつですかね。

しかし、余裕は時として余計なことまで気持ちが行ってしまうのです。

・たとえば、毎日まかないが出るのですが、その内容です。

ランチの食材の残りといいますか、切れっ端といいますか……

それは別にかまわないのですが、基本味付けはほぼ毎日同じで、メインが変わるだけです。

ですから、年がら年中昼飯は同じようなものです。

それが私以外は比較的高齢女性でしてね、あまり食べません。

残るわけです。

しかし、Bママは廃棄するのがきらいでね。

そのしわ寄せを一身に受けております。

当初は、これで一食浮くわけですし、その分生活費が助かります。

少し量が多くても夜の分まで食っておこうなんてね。

ところが、仕事にも慣れ、毎日同じまかないを食べていますとね、徐々に負担になってきました。

・そのうち、とても食べられない域に達してしまいましてね。

さてどうすべきか……

妻とも話し合ったのですが、苦肉の策として、Bママに了解を得た上で、

持参したタッパーに食べきれなかった分を入れ持ち帰ることに!

すると、妻も喜びましてね。

その日のうちに食べてしまえば何の問題もないですしね。

妻の夕食は喫茶店のまかないの残りとなりました。

ところがです。

それも、時間が経ち飽きてきて……、もういいよ!

そう言い出しましてね。

さてどうすべきか……

贅沢な悩みです。

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