いつまでもあると思うなお金と旧友

・定年退職後しばらくは会社関係の方々とも親交があったのです。

しかし、そのうちにポツポツ旅立つ方がいらっしゃいましてね。

たとえばよく酒を酌み交わしたH田さんや元パワハラ上司のWジジイなど……

それに加え、家庭内のゴタゴタに嫌気がさしたのか、家族崩壊後同棲はじめたと思ったら、

旅に出たっきり戻ってこないS山さん。

・気づけば会社関係の知人ともこのところ会っておりません。

お金のように逃げ足は速くはありませんが、潮が引くように少しずつ消えていく身の回りの人々です。

私の人生で相当な期間を占めていたサラリーマン生活を知る方々は、ある意味自分が存在していた証人でもあるのですがね。

その方々が一人また一人と消えていくのは非常に寂しいわけです。

でもいれば元上司のようにうるさいジジイもいましたがね、

ですが、いなくなればその反動で余計精神的ににこたえてしまう私なのです。

以前はバイト探すにしても、そのような元同僚に情報が非常に有用でしたが、

今となってはそのつては期待できません。

・年々人脈による情報源がなくなっておりますから、バイト探しもどうしたものやら……

と思って、塞ぎ込んでいたのですが、スマホに着信履歴あり!

全然気づきませんでした。

みると、以前焼き鳥屋でバイトしていた時の向かいの居酒屋の大将から……

何?

電話してみると、暇だったら遊びに来ない?

忙しいわけないしね。

行ってみるか……

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