シニアになって気づく夫婦の関係
・すでに40年近く妻と共同生活しておりましてね。
愛情やら……そんなものはどこかに失せました。
といいますか、気にも留めなくなってしまったのですがね。
でも、不思議と続いているわけですよ。
ときどき不思議に思うのですが、性格もかなり異なります。
でも、最近異なるが故に良いのかもと思うようになりましてね。
たとえば、私は無口な部類です。
しゃべること自体が面倒くさい!
寡黙の一歩手前かもしれません。
・そして、妻は相当なおしゃべりでしてね、毎夜友人から電話がかかってきましてね。
最低1時間以上は話しています。
一方、私の電話は恐らく1分以内に会話は終了します。
要点をしゃべれば、それでもういいわけで、それ以上一体何を話すの?
ですから、夫婦の会話はほぼ妻がしゃべり続けるわけです。
私は99%それを聞いている。
私がしゃべるのは、「ほう」や「ふーん」や……そんな単語ばかりです。
でも、そうすると、妻が真剣に話を聞いていてくれるんだと錯覚し、
いよいよエンジンが掛かり快調に話し続けましてね。
夜は更けていく……。
私は相づちを打ちながら、他のことを考えている……
そのうちに妻は満足して終了と相成りましてね。
こんなものなのです、我が家の会話は!!!
変な夫婦だとも言えますが、これが両者おしゃべりか寡黙であれば、
恐らくはとっくの昔に離婚していたんじゃないかってね。
無論その方が良かったのかもしれませんが、人生は後戻りできないから分かりません。
シニアになると、暇なときは振り返りこんなことを考えたりしています。
