シニアになっても本性はすぐに顔を出す
・年金暮らしのしがない夫婦です。
それを認めたくはないですが、ごまかしてもすぐにばれますから、さらけ出して生きているのですがね。
とはいうものの、少しでも良い生活はしたい!
で、バイトしているわけです。
家の中では夫婦二人だけですし、もう何十年も暮らしていますから、生活ぶりに遠慮のかけらもありません。
不満なとき、ストレスのかかったとき、うれしいとき……、喜怒哀楽はすぐに顔に出てしまいましてね。
・もう妻も慣れたものでしょう。
逆に妻も、すぐにふくれたり、笑ったり……、ああまたかってな感じで、その対応策はほぼマニュアル通りです。
無論マニュアルは私の頭の中にフローチャートがあり、事細かく記録されております。
こうした夫婦の毎日の生活で得られる経験が、夫婦の共同生活を支えているわけです。
ですが、外に行くとそうはいきません。
たとえばバイト先で働いておりますと、まだまだ数ヶ月の経験ですから、
いくら仕事に慣れてきたからといっても、そこは腰を低くして我を出さずに働いておりましてね。
でも、このところ徐々に、今出していないか我を……あれ?
今の口答えはちょっとやり過ぎたか???
パートのおばさんとのやり取りとか……
それも些細なことでね、客に水を出すタイミングが少しだけ早かったとか遅かったとか……
どうでもいいレベルなんですがね。
俺はこう思ってこういうやり方でやっているんだという、妙なプライドにもならない意地っ張り思考、
これが出てくるんですよね。
・相手もそうですよね。
指摘してやってんだから、素直に聞けよ! ってな感じでね。
こういう尖った部分、年々きつくなってきまして、シニアともなりますと引くに引けない!
なんででしょうね。
相手の意見を受け入れる余裕がない?
つまり、小さい人間ってこと?
そうかもしれません、少なくとも大物ではない!
こんな状態で歳取っていくなんて実につまらないとは思いますが、
これがシニアおじさんの一面なのです。
私だけかもしれませんがね。


私なんかは、テレビでニュースを見ながらああだこうだと文句を言っています。
家内に指摘されて気づきますが、なかなか人間は大きくなれませんね。
この歳になると、「ああ、やっぱり自分はこの程度だったんだ」と……
薄々感じていましたが、歳とともに確信に変わってきました。