モールでいつも会う爺さん……
・パン屋とカフェの仕事は終了し、急に暇になったのでどうしていいかわかりません。
まだ体がカフェのそれですから、動いてしまうのです。
これが時間が経てば、本来の怠惰に向かい転がっていく。
転がってしまえばもはや逆戻りはできません。
ですから、今のうちにとにかく外に出ました。
といっても、クソ暑い毎日ですから大衆シニアが行く場所は多くありません。
・ときどき行くモールに足が向いてしまいましてね。
ここは涼しくて、なおかつ座る椅子も豊富にありますから、お年寄りの宝庫なのです。
そして、大体は座る場所も決まってくる不思議
しばらく座ってうつらうつらしていますと、声が聞こえてきましてね。
どうやら私の方に発せられているようで……、気づき目を開けると隣に座っていた爺さんだ。
「はあ、何か……?」
と言ったところで気づきましたが、ときどき合う長時間居座り組の方でした。
また来てらっしゃるけどこの近くなのか、とかいろいろ質問を受けましてね、
要は暇なのです。
・話でもしないとお地蔵さま化してしまいます。
その心境は私にも理解できますから、うだうだ話をする羽目になりましたが、
おかげさまでしばらく時間は潰せました。
どうもこのモールから30分ほどの所に住んでいるそうでね。
歩いて通っているそうでね。
けっこう遠い気もしますが、行くところが無いので来るそうです。
家にいても奥様に煙たがられ耐えがたい……
人それぞれ悩みはあるものです。
身なりもしっかりした、私よりちょい上とおぼしき年齢の白髪の方ですがね。
ではまたと挨拶して帰ることに……


図書館にもそんな人達が沢山居ますね。
夏場は涼しくて、新聞や雑誌が豊富で天国のような所です。
昔は南区の図書館が我が家から自転車で10分くらいの場所にあるのでよく行っていました。
今はそれも面倒になってしまっていますが・・・・・
子供の頃は夏休みが待ち遠しくてなりませんでしたが、
シニアとなった今では夏がうっとうしくてね。
気候も変わってしまいましたが、自分の体力も衰えたこと実感しています。