シニアになっても恋をしたい
・情報飛び交うデジタル社会に住んでいるわけです。
本当の話、偽りの話、いろいろありますが……、さてどれが本当の話なのか?
私には全くわかりません。
でも、仮に嘘の情報であっても、心が動かされる内容もあったりします。
なぜ心が動いてしまうのか?
多分に自分もそうありたいと思う部分があるのかもしれません。
その代表的ジャンルは男女の心のやりとりに関する話でして、
シニアの私の場合は高齢者恋愛……?
別に相手が若くてもいいじゃないかと思いますが、なぜか同年代の婆さん的異性が気になったりします。
これも好みの問題でしょうか?
・いや、若い娘はもう私にとっては別の生物なのです。
頭の中身がよくわかりません。
異星人的生物と捉えてしまい、会話自体尻込みをしてしまう。
やはり、同じ時代を生きてきた相手であれば、いろんな話の内容を注釈なしで語り合うことができます。
そりゃあ肉体的にはもう若い頃と同様のものを期待はできませんが、
それはそれでかつてこうだったはずだと想像するだけで十分で、今が大事なのです。
そして、今の婆さんの背後に若い頃を想像させるようなちょっとした仕草や言葉が見え隠れすれば、
それがその人物の深さを際立たせてくれましてね。
というようなシニア婆さんがほぼ毎日カフェにやってくるわけです。
私は日に日にはまり込んでいき、今日も会えるという期待と楽しみが積み重なっていきました。
でも、表面上は店のマスターとお客様の関係です。
それが、また良いのです。
なぜかというと、そこにはすでに境界線が敷かれているわけで、安心して接することができます。
そして、隣のパン屋には妻が居て……
だから、相手がこちらに入ってくることもなく、殻の中で私はウキウキとときめいていることができるのです。
これは、妻への背信行為なのでしょうか……
わかりませんが、人間は日々生きていく上で、ちょっとぐらい何かないと単調さに押しつぶされてしまいかねないのですが……。

