友遠方より来たる
・昨日の土地勘の話の続きです。
友人の実家に数十年ぶりにすんなり行けてしまった件ですが、
なぜ数十年ぶりだったのか?
彼は仕事の関係で遠方で暮らしていたからなのです。
彼の実家はお好み焼き屋で、学生時代良く食べさせて貰いました。
・ところが、彼のお母さんも数年前に亡くなりましてね。
周囲は大きなビルが建つし、それに比べ実家は年々傾いていく……。
それで、実家を手放そうということになり、久しぶりに帰ってきたということなのです。
弟から状況は聞いていたようですが、実際帰ってみると……、これは駄目だ!
ということで、最後の日に私を呼んでくれたわけです。
明日には売り渡し、彼はまた遠方に去って行くのです。
最後にこの傾いた店で、酒でも飲もうと!
・他にも数名声をかけたらしいのですが、他界した友や都合が悪い者などいましてね。
結局私一人です。
弟も呼び3人で酒盛りしました。
この空間は私にとっても思い出の場所です。
お金のない学生時代に焼きそば注文すると、
彼のお母さんが超大盛りを並みの値段で作ってくれたことを思い出しましてね。
涙ぐんでしまいました。
そして……意外なことにも気づきましたよ。
俺って、今でも金が無いよなって!
しがないシニアの年金受給者です。
