ご近所シニアもそれぞれの人生
・A婆の現状把握に出向いたグループホームでしたが……
そこで見たものはかつてお山のボスざる的存在だったA婆の凋落ぶりでした。
取って代わったボス格の婆さんを囲んで婆さん連中が食堂でたむろ、
距離を置いてA婆一人片隅で焦点の定まらない目で連中を眺めている景色あり。
これって知り合いの私から見ると、涙の出るほど哀愁感漂う状況なのですがね。
まあ、どうしようもないから静かに去りましたが……、
・帰り道のことです。
家の近くまで来ますと、背後から声が!
振り向くとご近所シニアの長谷シニアが立っておりました。
最近の状況は先日麻雀の誘いを断った際話していたのですが、
お茶ならいいでしょうというもんだから、長谷宅にお邪魔しました。
・すると、中から「いらっしゃい」と!
例の長谷さんのいとこの婆さんが出てくるではありませんか。
まだいたのか……、二人の関係はどうなっているんだとそれとなく話を聞いてみると、
入り浸り状態だそうで、つまり同棲中!
もはや子供が生まれる心配もないですし……その点安心していますと長谷さん。
「はあ? どういうことですか?」
なんとなくそれ以上突っ込んだ話は聞かない方が良さそうなので、それはそれでうやむやに。
しばらく雑談し帰ってきましたが、何歳になっても精神と下半身は別物のようですよね。

