悶々とする日々
・八方塞がりの日々がと続いていましてね。
年金だけではなかなか生活が成り立たないと思い、あれこれとバイトをしてきたのですが、
やっとパン屋を任されなんとか安定した生活がしばらく続いていたのですがね。
それもついに終わりを迎えようとしています。
パン屋周辺の開発がらみで、元パン屋店主である大家が土地を売却することに決定したからです。
であれば、それまでの話です。
私どもは雇われの身ですから「わかりました」と答えるしかない。
・ということで、今月いっぱいで店を閉めようということになりましてね。
一応お世話になったお客様方に閉店のお知らせと長年に渡りご愛顧いただいたことに対し感謝を書いた紙を店内に貼ったのです。
ただ……、案外それに反応する人も少なく、反応してもしても「へえー、そうなの」てな感じで、かなり拍子抜け。
まあ、考えてもみればパン屋が一店舗消えてしまっても、すぐに建設中の大手スーパーにパン屋ができるに決まっているしねえ。
そんなものでしょう。
かえってサバサバした気持ちで店を閉められるねえと妻とも話したのですがね。
私たちの評価はそんな程度だったということなのでしょうね。
ただ、カフェの方は意外と話しかけてくる人がいましてね。
毎朝やってくる近所の爺さんたち。
時間潰す場所が無くなったとけっこう名残惜しそうでしたが、
誰一人コーヒーとパンの味に対するコメントはありません。
まあ、そんなものでしょう。
よくわかりました。


いよいよ閉店なんですね。近所の人の反応が今一とは少し寂しいですね。
私も今の家を建てる時、近所のお年寄りにカフェを開いて欲しいと言われた事が
ありました。毎日来るからとの事でしたが、今はそのお年寄りも見なくなりました。
コメントありがとうございます。
いろいろ考えても現実が目の前にありますからね。
次に生きて生きていかなければ……、まだ人生は続いていますしねえ。