妻のへそくり疑惑
・私はどちらかというとへそくりはしない方です。
あればあるだけ使ってしまい、なくなればチャルメラ食べて日々過ごすか、
それに飽きれば妻に泣きつくという手段に出ます。
我ながら情けなさがこみ上げる計画性のないシニア生活なのですが、
こればかりはサラリーマン時代の日常をそのまま引きずってきちゃってるのです。
残りの人生を考えると今更改める気持ちもありません。
・なぜなら今現在生きているからです。
このスタイルでなんとかやってこれたと言う思いと、なにより体に染みついていましてね。
ところで、財布の中が空になり妻に泣きつくと、彼女は一応文句は言います。
そして、そんなことでどうするのってお小言、ここは耐えなければなりません。
そして、彼女が説教に疲れて、といいますかある意味ストレス発散にもなるのでしょうか……
その後には、ちょっと待ってと言いつつ隣の部屋に入り押し入れをゴソゴソしまして、突然お金を持って現れるのです。
つまり、へそくりです。
その場所がどこなのか未だにわかりません。
なので、全貌がつかめないのです。
ある種の埋蔵金と言うべきでしょうか……私から見るとですね。
でも、その埋蔵金は所有者がはっきりしておりますから、どうしようもないのですが、
ただ個人的にはどの程度埋蔵されているか確認はしておきたい!
・しかし、それは困難を極めるのです?
多分それは押し入れのどこかにあって、そこに至るには何重にも複雑な経路や手順が必要だ。
そして、賊が侵入した形跡は本人が見ればすぐにわかるような設定になっている。
ここではたと気づきました。
この家には私と妻しかいないのです。
したがって、賊は私と言うことになりますから、想像してみると心は穏やかではありません。
要は妻は私を警戒して、押し入れの奥深くにへそくりを埋蔵しているのでした。


ヘソクリ、面白いですねぇ。
何だかサザエさんとか昔の家庭を思い出します。
昔あった頼母子講なんかもありそうで・・・・・
今のところ返済期限は守っていますから、特にトラブルはありませんが……
夫婦といえども他人ですからね。
あまり甘えすぎるのは良くないと思っています。