現実に立ち向かうシニア
・身近な知人に不幸があれど、所詮私事の小さな話です。
世間はそんなことなどどこ吹く風、淡々と事は進んでいきます。
近所の大手スーパーの建設もそれはそれこれはこれで、着実に完成に向かって一直線。
残された時間は毎日少なくなっていきます。
そして、そこにできるであろうパンコーナーが私の零細パン屋にいかなる打撃を与えるのか……
モヤモヤ感半端なく不安増大の昨今です。
しかし、もはやそれは既成事実であります。
見て見ぬふりをしたところで、現実は目の前にあるのです。
天変地異でも生じない限り、その日はやってきます。
でもねえ、スーパーが完成しパンコーナーにお客が殺到して、うちは閑古鳥。
やはり残念でしたと店を閉めるのは余りにも悔しい。
・ゾウに立ち向かうネズミの様な心境です。
たとえ討ち死にでも、足の爪をかじるくらいの爪痕は残したい。
で、日々いろんな対策を考えているのですが、結局はサラリーマン上がりの私です。
年金が足りないからバイトをやり、成り行きでパン屋を始めた程度の私です。
その道何十年と働いてきた方々とはレベルが違うのです。
でも、巨大な敵に翻弄されてなすすべもなく潰れていくのもしゃくに障ります。
そこで妻とも話したのですが、そのときはそのときでいいじゃないか、
ただ我がパン屋も一つくらいは誇れるようなおいしいパンを考えようと!
そんな方針で取りかかっておりますが、如何せん余り時間は残されておりません。

