例外なく人生の終わりはやってくる
・元同僚Q前さんから連絡がありましてね。
数日前、元同僚S山さんの姿が見えないため元上司Wジジイに情報があればと……
彼の家に伺ったのですが、奥さんもいらっしゃらなくてね。
最近Wジジイが体調を崩していると聞いておりましたから、その辺の状況も知りたかったのですが、
そのときはQ前さんが近いうちに奥さんに話を聞いてみるということでした。
そして、Q前さんから電話がありましてね……
Wジジイが亡くなったということなのです。
すでに葬儀も終わっているということでした。
・内々でいわゆる家族葬で執り行ったため、友人にも連絡はしなかったと……
Q前氏の電話の後、P谷さんと3人で喫茶店に集まったのですがね。
生前は決して世話にもなった記憶はないけれど、うるさいだけだったけど、
常に何にでも首を突っ込んできて、面倒なだけの人だったけど……
いざ亡くなってしまえば、少し寂しくて、時間が経つほどにあの人もういないんだなと、
どんどん寂しくなってくる、そんな彼が死んでしまったんだと。
奥様の話ではWジジイは76歳だったという事ですが、それが長く満足な一生だったのかは、
彼の心の問題でありますから彼のみぞ知るところであります。
ここにいる我々3人にとってサラリーマン時代の上司が亡くなったということで、
喫茶店でコーヒーを前に黙祷しました。
まだ後ろからあの嫌みったらしい声が聞こえてきそうですが、もうそれはないということで……
やはり、人の人生どこで終わりが来るかわかりません。


私も10月になるとWジジイさんと同い年です。
この歳になるといつお迎えが来るか分かりませんね。
同級生も何人かは死んでしまっているし。
元気な友人は何人も働いていますが・・・・
けっこう嫌な思い出が多かった人でも、亡くなってしまえばもう良いかなんて思ってしまうのですがね。
不思議なものです。