ご近所のシニア老人は去って行ったが……

・つづきです。

ご近所シニアの菊田さんを泊めることになりました。

もう深夜でしたから、今更帰れとも言えず私たちも酔っていてしんどかったのです。

これ以上もめるより眠りたい!

いくら奥さんとけんかして追い出されたといっても、きっと心配しているに違いありません。

でも、本人が帰らないと言い張るため一晩だけ我が家にいてもらいました。

そもそも我が家に他人がやってくること自体ほぼありません。

しかも、一晩泊めることなんて記憶にもない。

・相当困りましたが、散らかった部屋を少し整理しなんとかスペースを作りました。

幸か不幸か寒い時期は去り、暑くもなく、布団があれば大丈夫だろうと!

トイレの場所を教え、もう寝るからお休みということで我々は寝ちゃいました。

その後彼がどうしたかわかりません。

妻が明け方私を揺するので目が覚めると、「あの人居ないんだけどさあ」って……

「あの人って?」

ほぼ夢の中状態で、しばらく記憶をたぐると、「菊田さんのことか?」

慌てて起きると外はもう明るくなりつつありましてね、

布団はそのままで彼だけいない!

トイレで倒れているのか……いない!

玄関の鍵は開いているから、出て行ったってことか……

一気に目が覚めてしまってね。

気を遣って、静かに帰ってしまったか???

まあ、いいか!

取りあえず今日も仕事だと……、妻はもう出かけてしまいました。

私も適当に朝飯食べて出勤です。

多少二日酔いですけどね。

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