元パワハラ上司の過去の謎

・近所の居酒屋で妻と2人で酒を飲んでいました。

元パワハラ上司Wジジイが後からやって来て、少し離れた席に座り飲み始める。

我々の存在に動揺……これは誰かを待っているなあ

でも、今さらどうしようもなく、伏し目がちなWジジイである。

しばらくすると、Wジジイのもとに一人の中年女性がやって来ました。

何やらこそこそと話し始め、女性がこちらをちらっと、

そして目と目が合いちょっと頭を下げたような気もしたんだけど……

私はその女性のことは知りません……、いや! どこかで会ったことあるかも?

というか、微かに記憶があるような……

でも、思い出せません。

まあ、それはどうでもいいのです。

向こうは向こう、こちらはこちらですから

・その後、妻とは最近のバイト先のことでいろいろ情報交換

たとえばパン屋の景気とか、カフェの盛況具合とか……

お客の○○さん今日もいらっしゃったとか、たわいのないことですがね。

でも、○○さんってサラリーマン時代のあの娘ににてるなあとか……、

その瞬間稲妻が! そうだ、Wジジイと飲んでいる女性はひょっとして、

昔Wジジイと出来てるのではないかとうわさになった……もはや名前は思い出せないけど、

あの女性社員に間違いない。

あのまま老け込むとまさにあの状態になるはず?

たしか私が出張先でWジジイと手を組んで歩いている姿目撃して、

これを黙っておくなんて私にはとてもできずに、同僚のS山さんに酔った勢いで、

ほんの少し盛って話したのが運の尽き。

その後Wジジイに徹底的に痛めつけられたのです。

苦い思い出だ!

でも、結局あの話間違ってなかったてことだよね。

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