シニア夫婦水入らずで酒を飲む

・腐れ縁といいますかね、こんなに夫婦って続くものなのですねえ。

若い頃一時の勘違い?で惚れてしまい、結婚したものの、

そのうちに考え方の違いや性格の違いなど相違するものが明るみに出ましてね。

一時期夫婦げんかが頻発しましたが、分かれるほどの熱量はなく……

不満はありながらも夫婦生活は継続し、気がつけばこの歳だ!

そして、今となってはこんな生活に慣れてしまい、一人の状態なんて想像できません。

愛情があるのかないのか……そんな基本的なことすら考えたこともないのです。

惰性? いや……愛情? わからん、そんなこと!

どうでもいいけど、同じ屋根の下一緒にいますねん。

・そして、よくここまで続いた決定的な要素に突き当たります。

お互い酒が好きだってことです。

どんなに不満があったとしても、ビールをぐいっと一杯、

さらに焼酎のお湯割りをぐいっと……

もうその辺りから心の張り詰めたものが弛緩して、リラックスしてやんの。

お互いいつものように普段の会話がはじまりましてね、先ほどまでの憎悪に満ちた感情はどこかに行ってしまっている。

そういう意味では、酒って大したものですねえ。

酒のおかげで夫婦っていう面倒な人間関係が破綻せずやってこれたんですよねえ。

それも、安い酒なんですよ。

大衆酒場で二人で飲んだくれ、腕組みながら家に帰る日々。

酒に頼った生活と言えなくもありませんが、それで生きていられるんだからいいじゃないか!

別にアル中になるほども酒は飲めないんだし。

明朝になればまたすっきりリセットされているんだからね。

シニア夫婦水入らずで酒を飲む” に対して2件のコメントがあります。

  1. Rockey より:

    酒で癒されるのは一つの解決策として良いですね。
    我が家は私が下戸なのであり得ませんが。
    仕事を辞めてからは暇になったので、家事も全て半々で分担しています。
    お陰で喧嘩も無くなりました。
    ドライブ&ランチを週一でやっていますが、会話には丁度良い時間です。

    1. yoreyore より:

      それぞれ夫婦に特有の生活や長年の習慣のようなものがありますね。
      多分性格や癖が一人ずつ違うため、夫婦といっても特有の個性のようなものがあるのでしょうか。
      他人が見ると理解しがたい決まりや習慣があったりします。

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