心の拠り所としての妻
・シニア老人となり、ある種の寂寥感を感じることもありましてね。
特に年金生活者で残りの人生も少なくなってくる、そして生計的にも余裕がない。
しかも、友人知人は年々旅立っていく……。
精神的にハイなわけがありませんし、将来に不安を感じるのみです。
そんなとき、家に一人でいるとこれはもういけません!
こんな状態が数日続いただけで、もう俺は何のために生きているんだろうって……、
でもここにもう一人おりました。
そう、妻です。
これがねえ、割と図太いのです。
というか、鈍感? あまり物事にこだわらない!
今は私は彼女を女性とは見なしておりませんし、形態的にも人間かどうか怪しいと思うこともございますが、
言葉を速射砲のように発し、ある種の口撃銃のようでもあります。
・そして、毎晩安い焼酎を極限までお湯で割り、二人で酒盛りをする。
そのうちに話は盛り上がり、憂さを晴らせるという、将来性のない時間ですが、これで救われております。
そんなとき、バイトの口がなくなってしまった私に対して、妻がそのうち見つかるよって言ってくれると、
もう駄目です。
自分のふがいなさを自覚し、涙が堰を切ったように流れ落ち……
実は私比較的泣き上戸でもありましてね。
何に対してもすぐに感動しちゃうんですよね。
ところが更に酔いが進むと、先のことなんてどうでも良くなり、今が良ければいいかって思ってしまう。
そしていつの間にか寝てしまい、翌朝目が覚めると一日がはじまり同じことの繰り返し。
割とシニアの生活って狭い生活圏で同じようなことを繰り返すのです。
最近日本の首相がまた交代したようですが、もはや何の期待も感動もない。
こんな名もない大衆シニアでも日本人なんだけど、
もう年寄りのことなんて気にしないで若い人のために働いてください。


余り投げやりになってはいけませんね。
少しでも前に進む方法を考えては如何でしょうか?
私のモットーは【過程を楽しむ】、【失敗を楽しむ】で日々実践しています。
辛い時には【指輪の精】が付いているといつも思うことにしています。
後期高齢者二年生ですが、頭の中だけは元気で過ごしています。
温かいコメントいただきありがとうございます。
なかなか心の中は浮き沈みが大きく、なるようになれという心境です。
ただ、基本的に物事を突き詰めない性格ですので、最悪の所までは行かずに今まで生きて来れたのでしょう。
「ところが更に酔いが進むと、先のことなんてどうでも良くなり、今が良ければいいかって思ってしまう。」
私も同じです。でも人様に迷惑をかけていなければ、これもありなのでは、と思います。
世の中に酒というものがあって良かったとつくづく思います。
適度に酔い、リラックスし、気が大きくなって寝てしまう。
これがあったから今まで生きて来れたのでしょうかね。
私は熟年離婚して17年目
もう3年で後期高齢者のお仲間入りをする者でございます。
気持ちはまだまだ若いつもりですが体は正直です。最近 地球の重力がずいぶん足腰にかかってくるようになったのでこれは一念発起で何とかせねばと自宅に筋トレマシンを導入したのですがこれで体を壊してしまったんじゃ本末転倒だという不安も抱えながら頑張っております。
寄る年波には勝てないとわかっているつもりですが それでもですね。(笑)
夜の晩酌とギターを抱えてセコセコかき鳴らすことを楽しみに、1頭のワンコから元気を貰いながら今を楽しく生きています。
コメントありがとうございます。
わかります、その気持ち!
身体は衰えているにもかかわらず、過去の若い頃の成功体験は依然として心の中で輝く続けている。
そして、それがあるものだから、不用意に体力無視で無理なことをやってしまう。
わかります。